先週の火曜日。
ぽかぽかと暖かくなってた陽気に、ついつい浮かれて薄いワンピースを着て出社。
午後になって曇り空。だんだん体が冷えてきた。
ゾクゾク寒気が・・・。。
あわててジャケットを車に取りにいったけど、
もう遅い。
見事に体調を崩し、熱が出てくる。
葛根湯を飲んで寝てみる。
次の日起きて、少し寒気は引いたみたい。
しかし次はおなかに来てしまった。もうあんまり軽視できない状態。
汚い話ですが、もう、上から下から止められず、本当にひどい状態。頭もふらふらする。
なんとなく軽い脱水状態。
そこで、朦朧とするなか、何と漢方の本と、今のテキストを開いて自分の今の体の症状と照らし合わせてみる。
中医学では、「証(しょう)」という表現があります。
この言葉は、1つの症状や、病気を指しているのではなく、
そのひとのそのときの状態を指す言葉だそうです。
また、その人の体質や症状、病気の場所や性質、原因や精神状態まで(!!)
さまざまな角度から総合的に分析して「証」を決めるのだそう。
これを決めるために「四診(ししん)」という診断法を使います。
四診は
望診 目で見る・・・顔色・精神状態・皮膚のつや・目に見える相手の状態
聞診 耳と鼻できく・・・声・呼吸・咳・口臭・体臭・排泄物のにおい等
問診 患者から聞き取る・・・熱い寒い、汗とか体の状態を直接患者さんから聞く。病気の原因等
切診 体に触れる・・・脈・おなか等(からだにさわるのは、他人を診断するとき医療に関する免許がないとやってはいけないらしいです)
の4つ。
つたない知識ですが、これを自分自身に実践してみました。
練習にもなるし、失敗しても、私の体だし。
まず「望診」。
顔色はくすんだ黄色。・・気血不足(脾気虚)
皮膚が乾いた感じ。・・血虚・津液不足・陰虚
肌に発疹が出でる・・風湿・風寒・血虚等
舌はでこぼこしたかんじで淡く白っぽい。・・気虚・血虚・寒証
「聞診」
胸が苦しく、ため息をつくと少し楽になる・・肝気鬱結(ストレスなどにより気のめぐりが悪くなった状態)
臭いは自分の鼻が信用できない状態で診られなかったです。
「問診」
自分で自分に聞いてみる。自分がどう感じているかをじーっと。。。これってなんだか自分をとっても大切にしてあげているようなここちよい感覚でした。具合悪いのにね。
暖めても収まらない悪寒・・表寒実証
まったく汗が出ない・・表寒実証・津液不足
味を感じない・・脾胃気虚
便が水様便で消化していない感じ。・・脾気虚・脾陽虚・腎虚など
つかれやすくだるい・・虚証。特に気虚
体がおもい・・水湿・痰飲
どうやら、うえの結果を見るに、気虚・血虚 津液不足 脾(=消化吸収して栄養物質を作り出し、全身に運ぶはたらき)・ストレス??が多い
「切診」
脈を取ってみる。 つづく
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